*～*～*～*～*～*～*～*～*～*～*～*～*～*～*～*～*～*～*～*～*
オペラ愛好会 関西例会開催（2015.1.31）
１月３１日、京都で行われる関西例会に久々に参加しました。
第一集合場所の東洞院通りにある喫茶店では、既にHさんが待っていて下さり約10年ぶりの再会です。早速タブレットでイタリアオペラの本を色々見せて下さいました。もちろんイタリア語は解りませんが、私のまだ見たことがないオペラがたくさんあり、舞台写真のみですが解像度が高いので、鮮明で綺麗な画像にくぎ付けでした。
お昼は京都ならではの京町家を改装した、公園に面した素敵なレストランでのランチです。Tさん、Kさん、新会員のMさんも加わって自己紹介をしながらの談笑とともに美味しく頂きました。
その後会場を移して例会が開かれました。ここでもHさんはPC、ディスプレイまで持参下さって、RAIのオペラ映像を見せて下さいました。私の好きな「仮面舞踏会」の山場をピックアップしながら解説をして頂いたり、「ノルマ」をBGM（？）に皆さんのオペラとの出会いや好きな歌手等に話が盛り上がりました。
途中からRさんも仕事帰りに駆けつけて下さり、RさんとHさんの今話題になっているイタリアのオペラ劇場の近況やイタリアの交通事情の体験談にしばし耳を傾けました。
さらにマントヴァから送られてきたという大き目な塊のシンプルパン（オリーブオイルたっぷりの、生地が層になっている）を久山さんが持ってきて下さっていました。この珍しいパンを皆さんで手で千切って食し、イタリアの味を楽しませて頂きました。パン好きの私にはとっても嬉しい初めての食感で、大変美味しかったです。
Kさんがマエストロ ムーティの2011年 ローマ歌劇場の「ナブッコ」と「ナブッコを語る」のDVDを持ってきて下さったので皆さんで回して見ることにしました。まず私が広島に帰って早速そのDVDを拝見しましたが、それは感動モノでした。
去年私は、同じ舞台の来日公演で初めての生「ナブッコ」を鑑賞したのですが、突然キャンセルしたタチアナ・セルジャンの代役が精細を欠き、期待外れでとても残念な思いをしました。しかしDVDのセルジャンのアビガイッレはテクニックが素晴らしく、ドラマティックだけれども繊細で豊かな表現力に私は心を揺さぶられました。またDVDならではのUP映像で彼女の瑞々しい美しい肌にも見とれてしまいました。
「ナブッコを語る」貴重なレクチャーコンサートではムーティのユーモア交えたトークがとても楽しく大変勉強になりました。舞台に上がる同じ歌手が素晴らしいアリアを披露してくれて、さすがオペラの本場、イタリアのレクチャーだなと感心しました。
皆々様のお陰で目も口も耳も、イタリア尽くしの一日を満喫することができました。どうも有り難うございました。 （I）