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オペラ愛好会 第222回（関西第51回）例会開催
関西直撃の台風が過ぎ去って天候も落ち着いた7月19日、京都・東洞院通のウィングス京都（2F･第4会議室）にて関西例会を開催しました。ちょうど兵庫県立芸術劇場での恒例になっている佐渡裕プロデュースオペラも上演中であったため、久し振りに関東のメンバーも参加しての例会となりました。
このところ関西では新会員の加入が関東よりも多くなっていて、この日も新メンバーを交えての、愛好会ならではの楽しいひと時となりました。会員相互の近況報告に続いて佐渡オペラの「椿姫」を鑑賞した方々からの感想を初めとして、参加者のオペラ鑑賞の好み、最近のオペラ公演への思いなどを語り合い最後はワーグナーのオペラについてまで話題は多岐にわたり、あっという間に午後の四時間が過ぎました。
終了後は、時間が許されるメンバーで京都の老舗レストラン東洋亭にて軽いディナーを取った後、伏見稲荷大社に出向きました。ここは全国に約３万社ある稲荷神社の総本宮で、五穀豊穣、商売繁盛の神として信仰が篤い所。奥宮から稲荷山への参道に、奉納された朱塗りの鳥居がびっしりと並ぶさまは圧巻。この日が丁度本宮宵宮祭にあたり、境内全域の石灯籠と提灯に明かりを灯す万灯神事が行われ、幻想的な雰囲気を味わいました。この模様は、マスコミ各社でも報道される大イベントでしたので貴重な体験ができました。
京都が<世界の観光地№１>に二年連続して選ばれたことに加えて、夏休みに入っての初めての連休も重なって、京都の街は一段とにぎやかに華やいでいました。
オペラ公演を観るだけの関東よりも、より感性豊かになる関西で愛好会の会合を開けることは大変に嬉しいことです。関西代表のHさんをはじめ、関西の方々の多くのご配慮に心より感謝しつつ、関西例会への参加のみならず、兵庫での「椿姫」公演に加えて、びわ湖ホールでの「竹取物語」のプレトーク・マチネ(7/23)のおまけまで付いての関西での数日間を大いに楽しみました。 （K）