オペラ愛好会ロゴ

Mail: operakai3*jcom.home.ne.jp
上記の*を@に変えてお送りください

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

オペラ愛好会 第226回 例会開催 (2016.5.7)


5月7日(日)若葉の緑もまぶしく爽やかな天候に恵まれて、関東例会が開催されました。
前半は東銀座の東劇にてMETライブビューイングの鑑賞。後半は食事会で和やかな楽しいひとときを過ごしました。

ライブビューイングは、プッチーニ「蝶々夫人」。ミンゲラの演出は黒子や文楽の人形等がユニークで、外国人がイメージするであろう日本文化の美しさが印象的でした。
一幕最後の「愛の二重唱」は、このうえなくロマンチックな旋律と、舞台一面に降りしきる紙吹雪が大変幻想的で、美貌のオポライスと、「ゲス」な役柄なのにソプラノを引き立てつつ存在感とオーラのあるアラーニャの、その後に起こる悲劇を秘めた愛の高揚の歌唱にうっとりと聴き入りました。 
幕間では参加会員との率直な感想を語り合えるのも、愛好会ならではの愉しみです。

終演後は徒歩で銀座へ移動。個室でランチを楽しみながら、時が経つのも忘れるオペラ談義で大いに盛り上がりました。
今回は新企画として「バレンボイムの音楽観」というテーマのミニレクチャーがあり、大変興味深く有意義なお話しを伺うことが出来ました。また、この日は戦後オペラの黎明期を体験された方から貴重なお話しも聞けました。是非別の機会にレクチャーをお願い出来ればと思いました。

ライブビューイングは6月の「エレクトラ」でシーズンの区切りがつきます。関東例会が再び定着してきつつありますので、今後も途切れることなく継続されることを期待しています。  (W)


inserted by FC2 system