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オペラ愛好会 第232回 例会開催 （2016.12.17）
入会したばかりの私に、12月関東例会のお誘いのメールをいただきまして、会員の皆さんへのご挨拶の意味も兼ねて参加する事と相成りまた。
上映会での出し物はドン・キショット。なかなか洒落た通好みの作品。久しぶりに手持ちのCDを引っ張りだし、予習も兼ねて全曲を聴き込む次第。何せオペラ作品には精通しているであろうと思う方々との歓談ですので、何とか話題についていけるかなぁと思いつつ当日初台へと向かったのであります。
上映会では他の会員の方々との挨拶も程々に早速マスネを観賞。タイトルロールを歌うはライモンディ。ドン・ジョバンニやエスカミーリオを歌う歌手だけに、やけに立派で強そうなドン・キショット。第３幕で盗賊たちにやられてしまう場面でも盗賊役の日本人たちとの体格差を見れば、桃太郎侍よろしくひとりで賊どもを倒し、奪われた宝石も取り返して意気揚々と引き揚げる演出もアリか？と思わせる程でございます。
ドゥルシネを歌うメゾソプラノ歌手。この歌い上げはほとんどカルメンだな。姫ではないぞ。おいおいワザワザスカート捲って太ももなんか見せなくていいよ!そんな太いあしなんか見たくないぞ‼等々と画面に向かって色々腹のなかでツッコミをいれつつ最後まで楽しく観賞したのでありました。
場所を移しての食事をとりながらの歓談会での自己紹介では、我ながら何を言っているのか分からん変なものになり冷や汗。その後の歓談では、予想通り皆さんの話題はオペラが大好きで色々精通している内容豊富なもので、オペラ愛好会という看板には偽りなし！という実に楽しく為になるものでした。
次回参加する時までには、今まで以上に色々な作品をしっかり実演なり録音なりを聴き込み、様々な話題を仕入れておかなくては！と思いつつ帰路についたのでありました。 (M)