オペラ愛好会ロゴ

Mail: operakai3*jcom.home.ne.jp
上記の*を@に変えてお送りください

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

オペラ愛好会 第237回 例会開催 (2017.3.25)


ちょっと肌寒い日でしたが、春も少しずつ近づいて来た3月25日(土)、新国立劇場内で関東例会が催されました。

今回の上映演目は2008年春に新国立劇場で上演された「魔弾の射手」です。
ヨーロッパではよく上演されるそうですが、日本ではあまり観る機会がなく、私は初めて観る演目でした。youtube でも、ヒットする件数は少 なく前知識も殆ど得られませんでしたが、観てびっくり。ハッピーエンドでなかなか楽しいオペラでした。演出や美術、衣装も良く、アガーテの婚礼衣装は花が散りばめられていてとても綺麗でした。

今回は話題のルチアを観たばかりの事もあって、ルチアの婚礼衣装も素敵だったので、比べたりも出来て女性としてはより楽しめました。知らない歌手ばかりでしたが悪くなく、中でも私はアガーテ役のエディス・ハラーのソプラノが柔らかい声と確かな技巧で大変気に入りました。
帰ってから、出演した外国人歌手の現在をネットで調べてみました。マックス役のアルフォンス・エーベルツは2011年頃迄は活躍していましたが、その後は情報無し。あとの3人は今も3者3様に活躍中。エーベルツはバイロイトの常連、声量のある歌手だったのに、どうしてしまわれたのでしょう。ちょっと無骨な感じはしましたが、魔弾の射手の役にはよく合っていました。

上映が終わってからはまたいつものように、マエストロでのランチ会。上演中の「ルチア」では指揮は勿論、歌手は揃い、演出や美術、衣装も素晴らしく、グラスハーモニカも聴けたので話題に事欠きませんでした。エドガルド役のイスマエル・ジョルディの歌唱は、お顔が素敵に見えて来てしまうほど胸に迫ってうっとり。今、彼は世界中でこの役を歌っているようですね。

お食事も今回はハッシュドビーフにしてみましたがとても美味しくて、私はルンルンしながら、帰宅したのでした。 (H)


inserted by FC2 system