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オペラ愛好会 第238回 例会開催 (2017.4.23)


昨年の1月から、K代表と当時入会間もないWさんの熱意で新たに始められた関東例会。その2回目の例会(2016.2)に参加してみようと思ったのは、新会員の方が愛好会の為に率先して活動を主導くださる前向きな姿に心が動いたからでした。その時の心の騒めきが、関東例会復活への私の情熱となって今日に至っています。

今、例会には参加されませんが、会場などでは定期的に幕間にお会いしている会員の方は数人おられ、その方々との交流のキッカケは、私が入会した当時毎月開催されていた例会でした。この例会で知己を得てコンサート会場の幕間で頻繁にお会いし交流を重ねたことが私の今日の最適・最良な人間関係の絆の原点であり、そのことは常にオペラ愛好会の存在に起因することとして、私の愛好会への感謝の思いの「根っこ」になっています。

さて、4月の例会は23日(日)に「マエストロ」での食事会・例会を先行し、その後に新国立情報センターでの「ランメルモールのルチア」の鑑賞会。
ルチア=ルキアネッツ、エドガルド=サルトーリ、エンリーコ=フロンターリの盤石な歌手陣による記憶に残る名演奏に、参加の皆様も納得の上映会であったように感じました。

食事会では、新国立「ルチア」が主話題になりましたが、上映会後にはその比較の上で、同一演目でありながらも相当違った印象をお持ちになられた方もいたように思えました。

ライブ公演の場合は、とりわけ聴く人の価値観に左右されます。それはまずは期待感、そしてチケット代を払っていること、会場の雰囲気、舞台を生で見ること、そして何よりも公演を生で見聴きするわくわく感。
映像を見る場合は客観的であり、撮影側の意図を強いられること、臨場感が殆どないことで、冷静です。拍手もしませんし、ブラヴォーもなし!会場の一体感も全くなし!しかし、その映像も仲間の人たちと一緒に見るということになると、また一味違います。幕間や終映後に感想を述べあう、この1点だけで心に膨らんだ思いを吐き出して楽しくなります。

例会では食事をゆっくり味わうというよりも、お喋りの合間に食べているという感じではありますが、「マエストロ」はリーズナブルで味も良し、雰囲気も良し、最適な例会会場です。今回も多くの方々の出席でとても楽しいひと時を過ごしました。  (S)


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