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オペラ愛好会 第239回 例会開催 (2017.5.14)


5月14日の新国立劇場情報センターにての上映会は、新国立劇場2001年公演のマスネの「マノン」でした。

まず目に飛び込んで来たのはジャン=ピエール・ポネルの演出・装置・衣裳の見事さで、さすがに一世を風靡した名人だけのことはあり、まさに恐れ入谷の鬼子母神と言ったところです。(東京ローカルな古い洒落でスミマセン) いつもはあまり演出には興味のない私ですが、もう後は歌手や合唱やオケはどうでもいいや! そんな感じで最後まで観てしまいました。実際の舞台を観ることができなかったことが本当に残念です。また、この作品のように劇の進行に歌以外の台詞を入れるオペラコミークというスタイルも、フランス語の美しさもあってなかなか洒落ていて良いものですね。

それにしても新国立劇場情報センターのフィルムライブラリーは本当に充実しています。新国立劇場での公演の質の高さと、その積み重ねの記録でもあるのですが、この劇場もそろそろ歴史を語れるような存在になってきたようです。

さて、パスタが結構気に入っていていつも注文するレストラン・マエストロでの食事会では、メトロポリタン歌劇場で「さまよえるオランダ人」の公演などを観た人の話を聞きましたが、私などはメトロはメトロでも東京メトロぐらいしか知りませんからなんとも羨ましいこと。また、プロの声楽家にシューベルトの「楽に寄す」のレッスンを受けて発表会で歌った方もいらして、まったくここの会員さんは皆さんすごいですね。
盛り上がったオペラの舞台上での女性の裸についての話題などもなかなかで興味深い内容で面白かったです。店内のBGMには私の好きなハチャトゥリヤンの作品も流れていて何とも楽しいひとときでした。次回以降も都合がつけばまた参加しマスネ。 とダジャレが出たところでこの例会報告は終了と致します。

ところで私は、オペラ愛好会の上映会や鑑賞会の前にはいつも手持ちのCDを予習として聴いてから出向きますが、暫く棚の中に眠っているCDを改めて聴直す良い機会にもなっております。  (M)


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