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オペラ愛好会 第241回 例会開催 (2017.7.2)


7月2日の関東例会・食事会には、関西会員のKさんが前日の1日に引き続き上演される藤原歌劇団「ノルマ」のBキャストの公演に行かれる前の時間にわざわざ参加されました。

既に前日のデヴィーアの公演をご覧になられているので、その感想等をお聞きするところでありますが、話題の中心はKさんご自身の発想で企画・運営されたオペラアリアを中心とした著名なプロ歌手2名の「リサイタル」のことでした。Kさんお一人で出演交渉・会場設定・観客動員をなされた陰のご苦労の様をつぶさにお聞きし、ただただ感動するばかりでした!

通常であればプロの団体が歌手の事務所と手慣れた交渉をして、ある程度の費用をかけてプロモーションして、一定の予測の下にチケット代を割り出して「ぴあ」などのルートを通して観客を集めるのですが、それを「一オペラ愛好者」が全てをおやりになる「情熱!!」に心から敬服しました。

ところで、前回の関東例会には、やはり関西会員のOさんが新国立劇場での「ジークフリート」の鑑賞で上京された折にご参加され、また昨年10月には同じく関西よりTさんが例会にご参加。この1年半に継続実施されている関東例会の活性化が、オペラ愛好会の東西交流に繋がっているものと感じられ、その活動の一端を担う者として嬉しく思っています。これからも更に「全国交流」に向けて頑張ってまいります。

例会・食事会終了後に行われた新国立劇場情報センターでの上映会では、同劇場公演の「椿姫」(ヴィオレッタ=アンドレア・ロスト)を鑑賞。ロストの絶頂期の淋しく儚く歌われるヴィオレッタには何度見ても泣かされます!明るく華やかに演じるヴィオレッタも楽しく感じられますが、私は2・3幕の悲しさをしみじみと歌うヴィオレッタに心を揺さぶられます。一緒にご覧になった8名の皆様も一様にご納得の様子でした。

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さて、オペラ愛好会は今年で創立24周年。九月からの次年度は四半世紀節目の「創立25年目」を迎えます。趣味の愛好組織として、設立から変遷を重ねて今日まで組織が存続してまいりました。

この10月15日には「プレ25周年」としての総会が開催されます。私自身が役員として本格的に活動させていただいて2年弱。代表をはじめ役員の皆様や、この2年前後にご入会された新しい会員の皆様の積極的な活動にも支えられて、オペラ愛好会は今・躍動しつつあります。

今回の総会には、これまでにも増して会員の皆様の多数のご参加を期待しています!愛好会を更に発展・活性化するために何を成すべきかを語り合いましょう。単なる形式的な顔合わせの場ではなく、会員の皆様の積極的なご意見を交わす唯一の場として、年に一度の総会があります。
是非とも万障お繰り合わせの上、ご参加よろしくお願いいたします。        (関東例会担当・S)


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